１１月１１日朝６時、ホテルをチェックアウト。たまたま同じ飛行機に乗る予定の外国人
夫妻がホテルの前までタクシーを呼んでいて、彼らの好意で相乗りさせてもらうことにな
った。空港に着いて、さっそく搭乗手続。この日のオークランド行は、私の乗るＮＺ便（８
時発）と、ＴＮ便（７時５０分発）の２便しかないのだが、どういう訳だか両便は僅か１０分
違いの出発。よく疑問に思う事だが、便数の少ない路線なのに、その少ないフライトが妙
に近い時刻に設定されていることは案外多い。やっぱり需要がある時間帯というのは限
られているということなのだろうか？なんとも不思議である。
夫妻がホテルの前までタクシーを呼んでいて、彼らの好意で相乗りさせてもらうことにな
った。空港に着いて、さっそく搭乗手続。この日のオークランド行は、私の乗るＮＺ便（８
時発）と、ＴＮ便（７時５０分発）の２便しかないのだが、どういう訳だか両便は僅か１０分
違いの出発。よく疑問に思う事だが、便数の少ない路線なのに、その少ないフライトが妙
に近い時刻に設定されていることは案外多い。やっぱり需要がある時間帯というのは限
られているということなのだろうか？なんとも不思議である。
出国手続もあっさり終わって搭乗口に進む。免税店ではマルボロ １カートン １，４５０Ｘ
ＰＦ（１５ＵＳＤ or １２．１５ＥＵＲ）、マイルドセブン １カートン ２，５００ＸＰＦ（２６ＵＳＤ or
２１ＥＵＲ）。ＣＫ one １００ｍｌ ４，９７０ＸＰＦ、HUGO BOSS １００ｍｌ ４，６５０ＸＰＦ。街中
では１缶 ３５０ＸＰＦ、空港の出国ゲート外の売店では１缶 ３００ＸＰＦだったヒナノ・ビー
ル ３３０ｍｌ缶も、ここでは６缶 １，２００ＸＰＦ。ただ免税効果が期待できないマンゴ・ジュ
ースの「ＲＯＴＵＩ」 ３５５ｍｌ缶は、街中 １３０ＸＰＦに対し、ここでは ２００ＸＰＦ。またヒナ
ノ・ビールのロゴが入ったＴシャツ型キーホルダー ３５０ＸＰＦは、全く同じものが隣接する
土産物店では ５００ＸＰＦで売られていた。同じ空港内でこんな事も今どき珍しい。
ＰＦ（１５ＵＳＤ or １２．１５ＥＵＲ）、マイルドセブン １カートン ２，５００ＸＰＦ（２６ＵＳＤ or
２１ＥＵＲ）。ＣＫ one １００ｍｌ ４，９７０ＸＰＦ、HUGO BOSS １００ｍｌ ４，６５０ＸＰＦ。街中
では１缶 ３５０ＸＰＦ、空港の出国ゲート外の売店では１缶 ３００ＸＰＦだったヒナノ・ビー
ル ３３０ｍｌ缶も、ここでは６缶 １，２００ＸＰＦ。ただ免税効果が期待できないマンゴ・ジュ
ースの「ＲＯＴＵＩ」 ３５５ｍｌ缶は、街中 １３０ＸＰＦに対し、ここでは ２００ＸＰＦ。またヒナ
ノ・ビールのロゴが入ったＴシャツ型キーホルダー ３５０ＸＰＦは、全く同じものが隣接する
土産物店では ５００ＸＰＦで売られていた。同じ空港内でこんな事も今どき珍しい。
同じ出発ロビーから ＴＮ１０１便の乗客がいなくなると、続いて我々の番。乗り込んだ機
内は満席に近い。ほぼ定刻どおりに離陸すると、窓からはタヒチ島に続いてモーレア島
が見える。オークランドまでは５時間５５分のフライトだ。ほどなくニュージーランドの入国
カードが配られ、続いて朝食。フレンチトースト or 卵とトマト のメニューをわざわざ機内
アナウンスで細かく説明。味も良い。ニュージーランドのビール・Steinlager（５％・３３０
ｍｌ缶）をヤリつつ見る映画は、母娘版「転校生」ともいえる「FREAKY FRIDAY」（邦題「フ
ォーチュン・クッキー」・２００４年５月１日 日本公開）だった。
内は満席に近い。ほぼ定刻どおりに離陸すると、窓からはタヒチ島に続いてモーレア島
が見える。オークランドまでは５時間５５分のフライトだ。ほどなくニュージーランドの入国
カードが配られ、続いて朝食。フレンチトースト or 卵とトマト のメニューをわざわざ機内
アナウンスで細かく説明。味も良い。ニュージーランドのビール・Steinlager（５％・３３０
ｍｌ缶）をヤリつつ見る映画は、母娘版「転校生」ともいえる「FREAKY FRIDAY」（邦題「フ
ォーチュン・クッキー」・２００４年５月１日 日本公開）だった。
「ﾊﾟﾍﾟｰﾃ離陸直後の窓から見た景色。」 「機内食はフレンチトースト。」
飛行機がニュージーランドに近づくと、前方スクリーンでは動植物由来品の持込を禁ず
るアナウンス。食べかけの食品の持込も禁ずるというのだから、さすがに厳しい。ニュー
ジーランドやオーストラリアは以前から生態系維持のためにこうした規制が厳しいが、島
国である日本も本来はこのくらい厳しくないといけないのかもしれない。やがて飛行機は
徐々に高度を下げ、窓の外には陸地が見えてきた。このフライトでは日付変更線をまた
いでいるので、機体がオークランドに着陸したのは １１月１２日の１２時４０分だった。
るアナウンス。食べかけの食品の持込も禁ずるというのだから、さすがに厳しい。ニュー
ジーランドやオーストラリアは以前から生態系維持のためにこうした規制が厳しいが、島
国である日本も本来はこのくらい厳しくないといけないのかもしれない。やがて飛行機は
徐々に高度を下げ、窓の外には陸地が見えてきた。このフライトでは日付変更線をまた
いでいるので、機体がオークランドに着陸したのは １１月１２日の１２時４０分だった。
オークランドの空港は大きくキレイ。さっそく入国審査に臨むが、どこのゲートも意外と
アレコレ質問されていて、結構時間が掛かる。ただ私の場合は「翌日にはニューカレドニ
アへ行くので、トランジットのための滞在だ。」と告げるとあっさり入国できた。いずれにし
ても帰国用の航空券はやはり必須のようだ。続く手荷物受取ではナカナカ荷物が出てこ
ない。この辺りは大きな空港なので仕方ない。この荷物受取フロアでは、無料でコーヒ
ー or 紅茶をサービスするブースもあった。ちょっと嬉しいサービスだが、こんなサービス
より空港利用税 ２５ニュージーランド・ドル（以下ＮＺ＄と表記。）を少しでも安くしてくれた
ほうが嬉しいのだが・・・
アレコレ質問されていて、結構時間が掛かる。ただ私の場合は「翌日にはニューカレドニ
アへ行くので、トランジットのための滞在だ。」と告げるとあっさり入国できた。いずれにし
ても帰国用の航空券はやはり必須のようだ。続く手荷物受取ではナカナカ荷物が出てこ
ない。この辺りは大きな空港なので仕方ない。この荷物受取フロアでは、無料でコーヒ
ー or 紅茶をサービスするブースもあった。ちょっと嬉しいサービスだが、こんなサービス
より空港利用税 ２５ニュージーランド・ドル（以下ＮＺ＄と表記。）を少しでも安くしてくれた
ほうが嬉しいのだが・・・
無事入国手続を済ませ、まず向かったのは空港ターミナルの２階にあるエア・カランの
オフィス。ここで翌日のヌメア行の便に空席があることは判ったのだが、チケットの発券
については「オークランドの街中にあるオフィスに行って欲しい。」とのことだった。さっそ
く市街地に向かうことにする。
オフィス。ここで翌日のヌメア行の便に空席があることは判ったのだが、チケットの発券
については「オークランドの街中にあるオフィスに行って欲しい。」とのことだった。さっそ
く市街地に向かうことにする。
空港から市街地まではエア・バスというシャトルバスが到着ゲートのスグ前から出てい
る。運賃は片道 ＮＺ＄１３・往復 ＮＺ＄２２。ただ入国審査ゲートの手前で無料配布して
いた情報誌「arrival」の表紙に貼られていた付箋を提示すると、バックパッカー料金（片
道 ＮＺ＄１１・往復 ＮＺ＄１８）が適用となる。やってきた青い車体の小ぶりなバスは、車
内の荷物置き場が大きく、観光案内のリーフレットが多数用意された観光仕様。それな
のにこのバスを利用する乗客は案外少なかった。
る。運賃は片道 ＮＺ＄１３・往復 ＮＺ＄２２。ただ入国審査ゲートの手前で無料配布して
いた情報誌「arrival」の表紙に貼られていた付箋を提示すると、バックパッカー料金（片
道 ＮＺ＄１１・往復 ＮＺ＄１８）が適用となる。やってきた青い車体の小ぶりなバスは、車
内の荷物置き場が大きく、観光案内のリーフレットが多数用意された観光仕様。それな
のにこのバスを利用する乗客は案外少なかった。
１４時４０分、バスは空港を出発。国内線ターミナルに立ち寄った後、オークランドの街
を目指す。特にハイウェイを走るわけでもなく、普通の住宅街を抜けてゆく。窓の外の景
色は道路もキチンと舗装された新興住宅街なのに、歩いている住民の中に裸足の人が
散見されるのは偶然だろうか？その後バスはオークランドの市街地に入り、街の要所要
所を網の目のように縫って行く。そして１５時４０分、オークランドの中心に立つスカイタ
ワーの真下でバスを下車した。
を目指す。特にハイウェイを走るわけでもなく、普通の住宅街を抜けてゆく。窓の外の景
色は道路もキチンと舗装された新興住宅街なのに、歩いている住民の中に裸足の人が
散見されるのは偶然だろうか？その後バスはオークランドの市街地に入り、街の要所要
所を網の目のように縫って行く。そして１５時４０分、オークランドの中心に立つスカイタ
ワーの真下でバスを下車した。
バスを下りて、まずは今夜の宿探し。スカイタワーの１階にある観光案内所で、「ココか
ら近くて安いホテルが無いか？」と聞いてみる。すると受付の女性はおもむろに電話を
掛け、私の了解も無いままホテルを予約してしまった。紹介されたホテルはバスの車内
からも見えた、ココから歩いてスグ近くの「シティ・セントラル・ホテル」で１泊 ＮＺ＄７５（シ
ャワー・トイレ・ＴＶ・電話付）。まぁ納得価格。観光案内所で代金を支払い（クレジットカー
ド可）クーポンを受け取り、さっそくホテルへ向かう。チェックインすると、外観やロビーの
キレイさから比べると部屋は若干古さを感じるが、問題ない。部屋の狭さもオークランド
のほぼ中心であることを考えれば仕方あるまい。このホテルもそうだが、ニュージーラン
ドでは、室内にインスタントコーヒーや紅茶のティーバッグを常備しているホテルが多い。
またこのホテルでは部屋から電話を使う場合には事前にデポジット ＮＺ＄２０をフロン
トに預け、チェックアウト時に利用代金を差し引いて返してくれるシステムだった。
ら近くて安いホテルが無いか？」と聞いてみる。すると受付の女性はおもむろに電話を
掛け、私の了解も無いままホテルを予約してしまった。紹介されたホテルはバスの車内
からも見えた、ココから歩いてスグ近くの「シティ・セントラル・ホテル」で１泊 ＮＺ＄７５（シ
ャワー・トイレ・ＴＶ・電話付）。まぁ納得価格。観光案内所で代金を支払い（クレジットカー
ド可）クーポンを受け取り、さっそくホテルへ向かう。チェックインすると、外観やロビーの
キレイさから比べると部屋は若干古さを感じるが、問題ない。部屋の狭さもオークランド
のほぼ中心であることを考えれば仕方あるまい。このホテルもそうだが、ニュージーラン
ドでは、室内にインスタントコーヒーや紅茶のティーバッグを常備しているホテルが多い。
またこのホテルでは部屋から電話を使う場合には事前にデポジット ＮＺ＄２０をフロン
トに預け、チェックアウト時に利用代金を差し引いて返してくれるシステムだった。
rld Aviation Systemsといって、２０社近い航空会社のオフィスを代行しているようなセク
ションになっていた。南太平洋エリアでは２〜３ヶ所の島々を周遊するチケットが各航空
会社から発売されている。ただ種類も多くルールも複雑なので、航空会社のオフィスでも
完全には理解できていないようだ。結局ここで手配したのは「オークランド→ヌメア（ニュ
ーカレドニア）→ポートビラ（バヌアツ）→オークランド」の周遊チケット ＮＺ＄１，３２０．８
０、オークランド出発の便は明日の１３時５０分発だ。
ションになっていた。南太平洋エリアでは２〜３ヶ所の島々を周遊するチケットが各航空
会社から発売されている。ただ種類も多くルールも複雑なので、航空会社のオフィスでも
完全には理解できていないようだ。結局ここで手配したのは「オークランド→ヌメア（ニュ
ーカレドニア）→ポートビラ（バヌアツ）→オークランド」の周遊チケット ＮＺ＄１，３２０．８
０、オークランド出発の便は明日の１３時５０分発だ。
航空券の手配も終わり、安心して街歩きスタート。ソフラナ・ハウスも建つクイーン・スト
リートを海に向かって北上してゆく。この街は１７〜１８時に閉店してしまう店が多く、店じ
まいを始める商店が目立つ。歩いていると、意外と日本食を扱う店が多い。（アジア系は
全般的に多い。）それも海外にアリガチな寿司店だけではなく、お好み焼店やラーメン
店、居酒屋も見られる。旅行会社を見ても日本語の看板を出している店が多い。かつて
の移民もいるのだろうが、おそらくワーキングホリデー等で滞在している日本人をターゲ
ットにしているのだろう。またココでも「１００円ショップ」ならぬ「＄２ショップ」があった。
リートを海に向かって北上してゆく。この街は１７〜１８時に閉店してしまう店が多く、店じ
まいを始める商店が目立つ。歩いていると、意外と日本食を扱う店が多い。（アジア系は
全般的に多い。）それも海外にアリガチな寿司店だけではなく、お好み焼店やラーメン
店、居酒屋も見られる。旅行会社を見ても日本語の看板を出している店が多い。かつて
の移民もいるのだろうが、おそらくワーキングホリデー等で滞在している日本人をターゲ
ットにしているのだろう。またココでも「１００円ショップ」ならぬ「＄２ショップ」があった。
クイーン・ストリートの突き当たりはフェリー埠頭。港の周りには、ヒルトン・オークランド
が入るプリンセス・ワーフや、国立海洋博物館、アメリカズ・カップ・ビレッジなどが建つ。
ヨットが並ぶハーバー周辺にはシャレたバーやレストランが並び、今 オークランドで最
も熱いエリア。このようにベイエリアに新スポットが並ぶあたり、どこか日本に似ている。
が入るプリンセス・ワーフや、国立海洋博物館、アメリカズ・カップ・ビレッジなどが建つ。
ヨットが並ぶハーバー周辺にはシャレたバーやレストランが並び、今 オークランドで最
も熱いエリア。このようにベイエリアに新スポットが並ぶあたり、どこか日本に似ている。
２０時を廻ると、辺りはようやく暗くなってきた。この日の夕食は市内の至るところにあ
るフードコートへ。この街のフードコートは、中華・韓国・タイ・インド等のアジア系料理の
店が幾つも集まっているケースが多い。もちろん日本食を扱う店も、大抵一軒は入って
いる。こうした店は値段も安く、例えば中華だと、ライス or 麺の上に、オカズを二品選び
乗せてもらって ＮＺ＄４．９（約３５０円）。若干高めの日本食も、テリヤキビーフ丼 ＮＺ
＄８あたりから売られていて、箸を器用に使って食べる現地の人の姿も見られた。
るフードコートへ。この街のフードコートは、中華・韓国・タイ・インド等のアジア系料理の
店が幾つも集まっているケースが多い。もちろん日本食を扱う店も、大抵一軒は入って
いる。こうした店は値段も安く、例えば中華だと、ライス or 麺の上に、オカズを二品選び
乗せてもらって ＮＺ＄４．９（約３５０円）。若干高めの日本食も、テリヤキビーフ丼 ＮＺ
＄８あたりから売られていて、箸を器用に使って食べる現地の人の姿も見られた。
腹ごしらえが終わったら、今度はホテル近くに戻ってスカイタワーへ。ここにはタワーか
らのバンジージャンプをする「スカイジャンプ」や、ハシゴでタワーを登る「ヴァーティゴ」な
どのアトラクションの他、カジノも入っており、遅い時間まで多くの人で賑わっていた。
らのバンジージャンプをする「スカイジャンプ」や、ハシゴでタワーを登る「ヴァーティゴ」な
どのアトラクションの他、カジノも入っており、遅い時間まで多くの人で賑わっていた。
スカイタワーの近くを歩いていると、韓国人の経営と思われるインターネットカフェが多
く見られた。それらの中には３０分＝ＮＺ＄１という破格の値段の店も。また街の商店で
気になったのは、「カードでの買物ついでに、レジで現金を引き出しているのではないか」
と思われる人の姿を見かけたこと。日本でも「デビットカードを使って、買物と同時に預金
口座から現金を引き出せるようにする事が検討されている。」と聞いたことがあるが、そ
んな感じだろうか？とりあえず私はオークランドのライトビール・ LIGHT ICE（２．２％・３
３０ｍｌ瓶・ＮＺ＄２．２）を買って、ホテルに戻ることにした。
く見られた。それらの中には３０分＝ＮＺ＄１という破格の値段の店も。また街の商店で
気になったのは、「カードでの買物ついでに、レジで現金を引き出しているのではないか」
と思われる人の姿を見かけたこと。日本でも「デビットカードを使って、買物と同時に預金
口座から現金を引き出せるようにする事が検討されている。」と聞いたことがあるが、そ
んな感じだろうか？とりあえず私はオークランドのライトビール・ LIGHT ICE（２．２％・３
３０ｍｌ瓶・ＮＺ＄２．２）を買って、ホテルに戻ることにした。
「ｵｰｸﾗﾝﾄﾞの新しい顔的存在・ｽｶｲﾀﾜｰ。」 「市内のｱﾁｺﾁにあるﾌｰﾄﾞｺｰﾄにはｱｼﾞｱ系
ﾚｽﾄﾗﾝばかり。大抵１軒は日本食もある。」
ﾚｽﾄﾗﾝばかり。大抵１軒は日本食もある。」
１１月１３日朝１０時、ホテルをチェックアウト。ホテルに荷物を預け、フィジーの航空会
社・エア・パシフィック（ＦＪ）のオフィスを訪ねる。今後の旅の情報収集をしようと思ってい
たのだが、どうもココも勝手が悪い。昨日のWorld Aviation Systemsもそうだったが、コ
チラの航空会社のオフィスは旅行代理店を相手にしているようで、個人客は代理店での
対応を基本としているようだ。さらにやはりエア・カラン同様、周遊チケットの情報に乏し
い。ここではオークランド発のチケットのことしか判らず、同じＦＪのチケットでも、それぞ
れの発着地でないと、詳しい事が判らないようなのだ。まぁ仕方ない。飛行機の時刻も心
配なので、そろそろ空港へ向かうことにしよう。
社・エア・パシフィック（ＦＪ）のオフィスを訪ねる。今後の旅の情報収集をしようと思ってい
たのだが、どうもココも勝手が悪い。昨日のWorld Aviation Systemsもそうだったが、コ
チラの航空会社のオフィスは旅行代理店を相手にしているようで、個人客は代理店での
対応を基本としているようだ。さらにやはりエア・カラン同様、周遊チケットの情報に乏し
い。ここではオークランド発のチケットのことしか判らず、同じＦＪのチケットでも、それぞ
れの発着地でないと、詳しい事が判らないようなのだ。まぁ仕方ない。飛行機の時刻も心
配なので、そろそろ空港へ向かうことにしよう。
|
|
|
