アンカラのオトガル・ＡＳＴiの４０番乗り場に停まっていたＴＥＭＰＯ社のバスは、アイドゥ
ン／ボドルム行。聞いてみるとマルマリスはこのバスで良いらしいが、少し判りにくい。Ｍ
ＡＮというロゴの車両（バスやトラックを何度も見た。どこの国のメーカーだろう。）は、過
去２社に比べ若干古いが、男女２人の乗務員は若くキビキビしている。８分遅れで出発
した後、３時と６時の２回の休憩を挟み、７時５５分アイドゥンに到着。ここで私一人、キャ
ーミル・コチュ社の車両へ乗り換え。既に乗客が乗っており、何処かから走ってきたバス
のようだ。他社のバスへの乗り換えとなるが、このあたりはバス会社間で融通し合ってい
るのだろう。ここからは茶色い岩がゴツゴツした景色を眺めながら山岳路を行く。今回は
ベンツの２００３年モデルの車両で、今までで一番良い車両。コロンヤのサービスは無い
が、飲み物やお菓子をサーブする際には薄いビニール手袋を着用するなど、キメが細か
い。ただホットドリンクもプラスティックのコップだったことだけがマイナスポイント。メトロ
社・ギョレメ社はホットは発砲スチロールのコップを使っていた。
ン／ボドルム行。聞いてみるとマルマリスはこのバスで良いらしいが、少し判りにくい。Ｍ
ＡＮというロゴの車両（バスやトラックを何度も見た。どこの国のメーカーだろう。）は、過
去２社に比べ若干古いが、男女２人の乗務員は若くキビキビしている。８分遅れで出発
した後、３時と６時の２回の休憩を挟み、７時５５分アイドゥンに到着。ここで私一人、キャ
ーミル・コチュ社の車両へ乗り換え。既に乗客が乗っており、何処かから走ってきたバス
のようだ。他社のバスへの乗り換えとなるが、このあたりはバス会社間で融通し合ってい
るのだろう。ここからは茶色い岩がゴツゴツした景色を眺めながら山岳路を行く。今回は
ベンツの２００３年モデルの車両で、今までで一番良い車両。コロンヤのサービスは無い
が、飲み物やお菓子をサーブする際には薄いビニール手袋を着用するなど、キメが細か
い。ただホットドリンクもプラスティックのコップだったことだけがマイナスポイント。メトロ
社・ギョレメ社はホットは発砲スチロールのコップを使っていた。
１０時を過ぎ、前方に碧い海が見えてきた。マルマリスまで１９kmの標識を過ぎたあた
りで検問。乗客全員パスポートやＩＤを提示。５、６人のＩＤは一旦持って行かれ、そのうち
２人が呼ばれたが、すぐに戻ってきて再出発。こうしてリゾート地の治安を守っているの
だろう。リゾートらしく、アウトレットモールの看板も現れ、オレンジ色の瓦屋根が集まった
マルマリスの街が見えてきた。１０時４０分、街から少し離れたオトガルに到着である。
りで検問。乗客全員パスポートやＩＤを提示。５、６人のＩＤは一旦持って行かれ、そのうち
２人が呼ばれたが、すぐに戻ってきて再出発。こうしてリゾート地の治安を守っているの
だろう。リゾートらしく、アウトレットモールの看板も現れ、オレンジ色の瓦屋根が集まった
マルマリスの街が見えてきた。１０時４０分、街から少し離れたオトガルに到着である。
ここから市街へは無料のセルヴィスがあるのだが、私はギリシャ・ロドス島行の船が出
る港までタクシーで向かう。港までは１０分も掛からない。初乗り１,５００ＢＴＬから２１０Ｂ
ＴＬずつ上がり、メーターは５,４９０ＢＴＬで到着。私は６ＭＴＬ（約５１０円）支払った。
る港までタクシーで向かう。港までは１０分も掛からない。初乗り１,５００ＢＴＬから２１０Ｂ
ＴＬずつ上がり、メーターは５,４９０ＢＴＬで到着。私は６ＭＴＬ（約５１０円）支払った。
ロドス行の船は９時と１６時の１日２便。料金は７２ＭＴＬ。ＵＳＤやユーロ払いはできる
がカードは使えない。ただチケット売り場の隣に移動式のＡＴＭがあり、現金が引き出せ
た。どこかに荷物を預けたかったのだが、預り所もない。チケット売り場で聞くと「このブ
ースの脇に置いておきなさい。」と言ってくれたので、チェーンで柱に繋いでおく。街歩き
に出ようとすると、売り場のオジサンが「１５時には帰ってこいよ。」と声を掛けてくれた。
がカードは使えない。ただチケット売り場の隣に移動式のＡＴＭがあり、現金が引き出せ
た。どこかに荷物を預けたかったのだが、預り所もない。チケット売り場で聞くと「このブ
ースの脇に置いておきなさい。」と言ってくれたので、チェーンで柱に繋いでおく。街歩き
に出ようとすると、売り場のオジサンが「１５時には帰ってこいよ。」と声を掛けてくれた。
港から街まではゆっくり歩いて約１５分。リゾート客が多く、「明るい街」といった印象。
海外からの客が多いのだろう、ユーロや£での金額表示をしたレストランが目立つ。一
方でトルコの街らしくアタテュルク像が海の目の前に立っている。ウラジオストクにもビー
チはあったが、今回の旅が始まって以来、最初のビーチリゾートだ。とりあえずビーチに
面した公園のベンチでノンビリ。個人的にはこの位のこじんまりとしたリゾートが好きだ。
過去に行ったメキシコのカンクンくらい大きくなると、派手過ぎて疲れてしまう。欧米人の
ノリには付いて行けない。「１泊くらいしても良いかな」とも思うが、まぁこの先にも同じよう
な所があるだろう。時計は１３時を回り、近くのスーパー「タンサシュ」へ涼みに行く。そし
てトルコに来て以来お世話になっているビール・ＥＦＥＳの黒ビールバージョン「ダルク」
（６．５％・３３０ml・９９５ＢＴＬ）を購入。再びビーチに戻って、しばし幸せなひとときを過ご
す。ココは客引きから日本語で声を掛けられる事もほとんど無く、ホントにいい街だ。
海外からの客が多いのだろう、ユーロや£での金額表示をしたレストランが目立つ。一
方でトルコの街らしくアタテュルク像が海の目の前に立っている。ウラジオストクにもビー
チはあったが、今回の旅が始まって以来、最初のビーチリゾートだ。とりあえずビーチに
面した公園のベンチでノンビリ。個人的にはこの位のこじんまりとしたリゾートが好きだ。
過去に行ったメキシコのカンクンくらい大きくなると、派手過ぎて疲れてしまう。欧米人の
ノリには付いて行けない。「１泊くらいしても良いかな」とも思うが、まぁこの先にも同じよう
な所があるだろう。時計は１３時を回り、近くのスーパー「タンサシュ」へ涼みに行く。そし
てトルコに来て以来お世話になっているビール・ＥＦＥＳの黒ビールバージョン「ダルク」
（６．５％・３３０ml・９９５ＢＴＬ）を購入。再びビーチに戻って、しばし幸せなひとときを過ご
す。ココは客引きから日本語で声を掛けられる事もほとんど無く、ホントにいい街だ。
「海岸沿いに幾つか立つ謎の潜水士像」 「ﾛﾄﾞｽへのｶﾀﾏﾗﾝ。この後大変な事に…」
時刻は１５時になり、港に戻る。出国手続はあっさりしたもの。中にはロドスから日帰り
で来た人なのだろうか、赤いカードを渡すだけで、ほとんどノーチェックの人もいる。ゲー
トの中には１軒のデューティーフリーもあった。ここも値札はユーロ建。ＣＫone １００ml
３２ユーロ、ＣＫbe ３４ユーロ、ブルガリ・プール・オム ５０ml ３６ユーロ etc。船に乗り
込むと、キャビン内にはたくさんのエチケット袋が積まれている。船酔しがちな私は嫌な
予感がするので風通しの良い外のデッキに座ることにした。定刻から２０分遅れて１６時
２０分、どこまでも碧いエーゲ海に向けて、カタマラン（双胴船）は出港した。しばらく穏や
かに船は進むが、途中から急に揺れが激しくなった。乗客は座っているだけでも大変
で、シートにしがみ付いている。雲行きも怪しくなってきた。揺れ始めた頃には「オレは平
気だよ」とオドケテいたオヤジもグッタリし始めている。ついには雨も降り出しデッキの客
は皆捨て猫のようにびしょ濡れ。気持ち悪くなり席を立ちたくても激しい揺れでままならな
い人や、席に座ったままイスごと倒れてしまいクルーに運ばれていく女性など、ますます
混乱の様を呈してきた。船のあちこちから悲鳴のような声が聞こえる。出港してから既に
１時間１０分。時刻表での航行時間は１時間なのに、依然陸地は見えない。「実は両国
間には時差があって、ホントは２時間かかるのか？」なんて心配してしまう。いよいよ私
も気持ち悪くなり、「そろそろヤバイか？」と思った時、急に揺れが収まり、定刻から１時
間遅れの１８時に、船はロドスの港に入港した。（両国に時差はありません。出港も遅れ
ていたので正味１時間４０分の船旅。）下船の際にキャビンに入ると、出港時にあれだけ
積まれていたエチケット袋はほとんど無くなり、おびただしい数の使用済みの袋が船室
内に散乱していた。室内はさぞかし地獄絵図のようであっただろう。（お食事中の方、ゴ
メンナサイ。）
で来た人なのだろうか、赤いカードを渡すだけで、ほとんどノーチェックの人もいる。ゲー
トの中には１軒のデューティーフリーもあった。ここも値札はユーロ建。ＣＫone １００ml
３２ユーロ、ＣＫbe ３４ユーロ、ブルガリ・プール・オム ５０ml ３６ユーロ etc。船に乗り
込むと、キャビン内にはたくさんのエチケット袋が積まれている。船酔しがちな私は嫌な
予感がするので風通しの良い外のデッキに座ることにした。定刻から２０分遅れて１６時
２０分、どこまでも碧いエーゲ海に向けて、カタマラン（双胴船）は出港した。しばらく穏や
かに船は進むが、途中から急に揺れが激しくなった。乗客は座っているだけでも大変
で、シートにしがみ付いている。雲行きも怪しくなってきた。揺れ始めた頃には「オレは平
気だよ」とオドケテいたオヤジもグッタリし始めている。ついには雨も降り出しデッキの客
は皆捨て猫のようにびしょ濡れ。気持ち悪くなり席を立ちたくても激しい揺れでままならな
い人や、席に座ったままイスごと倒れてしまいクルーに運ばれていく女性など、ますます
混乱の様を呈してきた。船のあちこちから悲鳴のような声が聞こえる。出港してから既に
１時間１０分。時刻表での航行時間は１時間なのに、依然陸地は見えない。「実は両国
間には時差があって、ホントは２時間かかるのか？」なんて心配してしまう。いよいよ私
も気持ち悪くなり、「そろそろヤバイか？」と思った時、急に揺れが収まり、定刻から１時
間遅れの１８時に、船はロドスの港に入港した。（両国に時差はありません。出港も遅れ
ていたので正味１時間４０分の船旅。）下船の際にキャビンに入ると、出港時にあれだけ
積まれていたエチケット袋はほとんど無くなり、おびただしい数の使用済みの袋が船室
内に散乱していた。室内はさぞかし地獄絵図のようであっただろう。（お食事中の方、ゴ
メンナサイ。）
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