渡航記 シンガポール編






外も中も、“じょうご”のような形をした柱が特徴的な
DAC、ココから乗るのは

DAC 21:00−TR2657→1/3 3:05 SIN

3年前にも利用する計画だったタイガーエア
(以下、TR)はSQ系のLCC。航空券は9月
27日(火)に同社サイトから予約した。

 106.00+諸税 59.86
  +予約手数料 6.00=171.86USD



A320は7割ほどの搭乗率。特に指定した訳
ではないのだが、非常口に面した席をあてがわれた。
足元が広いのは良いが着席した時、“緊急時には
脱出の手伝いをするよう”求められた。私は通路側で、
窓側には若い白人男性。“外国人だから英語が話せる”
と思っているのかもしれないけど、話せないよ〜

なお機内ではナシレマッ(12SGD)でも食べ
るつもりだったけれど、お腹も空いていないので
ポッカのジャスミングリーンティー(右写真・300
ml缶・4SGD)にしてみた。やっぱし甘い…。

  

ほぼ定刻どおりに到着したSINのターミナルでは
ポケモンとコラボしたイベントを実施中。3つある
ターミナルは、どこもポケモンだらけだった。



DAC-SIN便を予約した時、TRのサイトでは
「TRのボーディングパスやEチケットを提示すれ
ば、SINとジョホールバル(以下、JB)とを結ぶ
Transtar社のバスに無料で乗れる」という
キャンペーンページが設置されており、せっかく
なので利用してみた。

始発のバスは 8:10にターミナル2を出発後
私が待つターミナル1へ来ると聞いていたのだが、
なかなか やって来ない。ターミナルにあるTran
star社のカウンターは 10:00にならないと
オープンしないので不安になっていたら、8:40、
ようやくバス(左写真)が現れた。

キャンペーンページからプリントアウトしたフォームに
必要事項を記入し、搭乗券の半券とともに運転手に
見せると(中央写真)、運転手は 「写真を撮れ。」 と
言う。どうやらフォームと搭乗券を回収するので
控えにしろ という事のようだ。その後 ターミナル3にも
立ち寄ったバスはシンガポール郊外を走行。JBへと
渡るコーズウェイに差し掛かったのは ちょうど10:00
を回ろうかという頃だった(右写真)。



実に22年振りに訪れたJB(左写真)をしばし散策後、
コーズウェイリンク社のバス(中央写真・運賃1.5
SGD)でシンガポールのMRTクランジ駅へと向かう。
MRTの乗り換えで利用したドビーゴート駅にはNHK
の広告(右写真)が いっぱい。



そうして やって来たチャイナタウン駅では、地上に出ると
スコールのような土砂降り。シンガポールは11月から
1月くらいまでが雨季なのだ。ところでチャイナタウン
って、漢字で「牛車水」と書くんだな。

しばし雨宿り していたら雨も少し小降りになったので、
近くにある チャイナタウン コンプレックスへ移動。本来
中華圏の新年は旧正月なのだろうけど、一部の店では
酉の置物など正月らしい商品も売られていた(左写真)。

建物の2階はホーカーズ(屋台街・中央写真)になって
いて、ココで昼食を取る事にした。お目当て は「香港
油鶏飯麺」(右写真)。2016年7月に発刊された
ミシュランガイドのシンガポール版で1つ星を獲得、
“世界で一番安い星付きレストラン” として話題に
なった店だ。

  

店の前には予想通り行列が出来ていて、13時過ぎに
並び始めてから40分ほどで ようやく注文。店の看板には

油鶏飯(Soya Sauce Chicken Rice) 2.0SGD
油鶏麺(Soya Sauce Chicken Noodle) 2.5SGD
排骨飯(Pork Ribs Rice) 3.0SGD
焼肉飯(Roasted Pork Rice) 2.5SGD
叉焼飯(Char Siew Rice) 2.5SGD

などが書かれる中、チキン・ヌードルにチャーシューを
乗せてもらった(右写真)。値段は3.5SGD。

甘辛いタレが効いて確かに美味いのだが、あまりに想像
通りの味に少し肩透かし。およそ280円の値段を考える
と充分満足なのだけれど、やや期待し過ぎたか? なお
看板メニューはチキンなんだろうけど、日本人の味覚には
チャーシューのほうが満足度が高いような気がする。



すっかり雨も上がり、食後は歩いてマーライオン・パーク
へ。私がマーライオンを見に行くのは実に22年振りで、
“世界三大がっかり” などとも揶揄された前回とは異なり、
この旅のトップページ にあるような素晴らしい姿を見せて
くれた。

マーライオンの背後に立つ ミニ・マーライオン(左写真)
とも再会。その視線の先にはミニミニ・マーライオン
(中央写真)も!これはパークに隣接する店が作った
オブジェなのだが、私が帰国した直後に店は閉店した
との噂。ミニミニ・マーライオン、今でも健在なのかなぁ?

マーライオン・パークからMRTシティホール駅まで、
シティリンクモールという地下街を歩いていたら、
ダイソーのような ユニクロのような店(右写真)を
発見。売られてる商品のパッケージには日本語が
書かれ、本社として銀座の住所が記載されていたが、
この「MINISO=名創優品」は中国の企業。一時
ダイソー・ユニクロ・無印良品のパクリ企業として、
ネット上で話題になってたらしい。てか、こないだ
高田馬場にも店があったぞ!

  

続いて向かったのは、MRTラベンダー駅から少し歩いた
所にある「吊橋頭大華^肉■絛麺(左写真・■は米へん
に果)」。先ほどの「香港油鶏飯麺」同様、ホーカーズに
ある もう1軒のミシュラン星付きレストランだ。

到着したのは16:00過ぎ、店の前の列は13人位だが
1人ずつ注文を聞いては作っているので なかなか先へと
進まない。カウンターへと辿りつき、オーダー出来たのは
16:45。料理を受け取り席に着いたのは16:50
だった。

ココで食べるのはバッチョンミー(右写真)。麺の上に
豚肉やレバー、ワンタン、肉団子、カレイのフライなど
様々な具が乗り、黒酢やチリの調味料を掛けて頂きます。
麺はミーポッ(平麺)とミーキア(細麺)をミックス。
5SGD・6SGD(レギュラー)・8SGD・10SGDと
値段に応じてサイズが選べ、ホーカーの連食となった
今回は5SGD。すぐ近くの店で買ったタイガービール
(5%・323ml缶・2.5SGD)とともに。チャイナ
タウンで食べたヌードルに比べ、ちょっとクセのある
コチラのほうが個人的には好みだな。



食後はMRTでアンモキオ駅へと向かい、138番バス
(左写真)に乗り換え。向かったのは 以前から行って
みたかったナイトサファリだ。

到着したのは18:50、チケットを買い場内に進むと
すぐにファイアーダンスのショー(中央写真)がスター
ト。そして19:25、日本語トラム(右写真)に乗って
動物見学へと出発した。

  

トラムの所要時間は45分。出発した直後から ちょ
うど暗くなり始め、夜の動物達を見る事が出来たん
だけど… やっぱし所詮 動物園。野生そのもの の
姿を見られる訳ではない。まぁ 当然なんだけど、
ちょっと期待し過ぎたかな。

その後 動物のショーを見て、21:20にはナイト
サファリを出発。バスとMRTを乗り継ぎ 再び
マーライオン・パーク(本ページ トップ写真)へ。
しばし夜景を堪能したら、MRTでSINへと戻る
のであった。



さて いつになく飛行機に乗る事が多かった今回
の旅。各地の空港ではラウンジで過ごす機会も
多かった。中でもSINはラウンジが充実。おかげ
で時間の制約から市内では ありつけなかった
海南鶏飯(左写真)やラクサ(中央写真)を食べる
ことも出来た。ちなみに このラウンジで飲んだ
Ayataka(右写真)はマレーシアのコカ・コーラ
ボトラーズ製。

  

さらに他のラウンジではドクターフィッシュを初体験
したり(左写真)、さらに他のラウンジではセルフで
ラクサを作れたり(中央写真)と、帰国までの時間を
いろいろ楽しんだ。ラウンジに置かれていたライス
には、わざわざ 「日本のお米」 と表示(右写真)。
日本米、人気が あるのかな?



最後に帰国便の機内食、

左写真:SIN 9:30−CA976→15:30 PEK
CAなのに、フィッシュライスにサラダ・フルーツ
の機内食が まさかの美味。もう一つの選択肢は
チキンパスタ。

中央写真:PEK 17:20−CA183→21:30 HND
コチラのポークライスは意外と辛口。味は まぁ
フツー。もう一つの選択肢はチキンライス。両便
とも 燕京ビール(4%・330ml缶)やワインと
ともに…。

そして HND と言えば、牛重(右写真・みそ汁
お新香付・¥1,240)だね〜。

トップへ
トップへ
戻る
戻る

※この旅のトップページへは コチラ から、
過去の旅行リストへは コチラ から どうぞ。