台北に戻ったら、しばし街を散策。台北１０１（左写真）の地下

１階にある鼎泰豊の支店（中央写真）は大混雑。観光客のみ

ならず、地元市民にも人気があるんだな。

台北１０１の隣にある商業施設・ＡＴＴ ４ＦＵＮ（右写真）の壁面

には何かと話題のサムスン ギャラクシーノート７の広告が…

そのＡＴＴ ４ ＦＵＮの中には東急ハンズ、ＰＬＡＺＡ、ＧＵ、

ＡＢＣマート、大戸屋、白木屋、花畑牧場など日系の店だらけ。

そしてＧＵの店頭に掲げられた広告のキャッチコピーは

「ＷＥＡＲ ＴＯＫＹＯ ＮＯＷ！」。台湾の人はホントに

日本が好きなんだなぁ。

ＭＲＴの站でも日本に関する広告が多く見られた。

ＳＯＦＩＮＡの広告には日本同様 “日本人氣女優

菅野美穗” と “日本人氣名模 佐佐木希”（いずれも

現地の記載どおり。「名模」とはモデルの事らしい。）。

さらにＭＲＴ大橋頭站へ下りる階段には、日本人氣

名模 Ｒｏｌａが出ているコーセーの広告（左写真）。

主演の渡辺謙をはじめ、宮崎葵、松山研一、廣瀬鈴ら

出演者の写真が広告（右写真）に並ぶ映画『怒（原題

『怒り』）』は、１０月７日から全台上映との事だ。

前ページでも書いたように台湾でも８月６日から配信された

「ポケモンＧＯ」。公園（左写真）や街じゅうで、歩きスマホで

ゲームに興じる人が多く見られた。

しばらく夜の街を歩いていたら、後方から「エリーゼのため

に」のメロディが聞こえてきた。台湾ではゴミ収集車（右写真）

の多くが この曲を流しながら走っていて、それを合図に人々

はゴミを持ち寄り、収集車に直接投げ込んでいく。集積場所

を設置しないのは、カラスが集まったりしないので なかなか

良い仕組みかもしれない。

そうしてやって来たのは 今大魯肉飯 （左写真）。到着した

土曜日の２１：１０頃、店頭には１０名ほどの列が

出来ていた。およそ１０分ほど待ち、店の正面にある

屋台のようなブース（中央写真）にたどり着いた。そこで

オーダーして品物を受け取り、店内のイートインスペースで

食べる。魯肉飯（２５ＮＴＤ）もジューシーで美味いが、

魯肉飯の肉と同じ鍋で煮込まれた魯蛋と魯豆腐

（各１０ＮＴＤ）が味が染みてタイヘン美味だった。

ＭＲＴ台北橋站へ戻る途中、肉圓（左写真）を売っている

店を発見。２個で３５ＮＴＤとリーズナブルだったのだが、

全体的にジューシーさに欠けイマイチ。閉店間際の残り物

だったからかもしれないけれど。

 一方、その近くの店（中央写真）で食べた臭豆腐（右写真

＝小 ５０ＮＴＤ／大は６０ＮＴＤ）は揚げ立てアツアツ。

豆腐の表面がパリッとして かなり美味かった。最近では

最初から豆板醤が掛かった臭豆腐を売る店が多いが、

個人的には甘酸っぱいのが好み。２〜３名の列が出来て

いて１０分ほど待ったが、その甲斐も あったってもんだ。

その後、ＭＲＴ頂渓站近くの世界豆漿大王へ。

２３：３０になろうかという時刻なのに店は ほぼ満席。

オーダーしたのは、鹹豆漿（２５ＮＴＤ）＋蘿蔔

絲蛋餅（４０ＮＴＤ）＋冰豆米漿（２５ＮＴＤ）。

まるで朝食のようだけど、カラダに優しい

こうしたメニューが美味いんだよね〜。

台北站近くへ戻り 台北足裏養生館（左写真）で

マッサージを受けたら國光客運のバス乗り場へ。

３：２０発のバスでＴＰＥへと向かう。このバス

でもＰｏｎｔａポイントが貯まるのかな？

空港到着後はラウンジで地瓜粥（さつまいも粥

・右写真）など食べつつ、帰国便の出発を待った。

そして いよいよ、この旅の きっかけとなった

ＺＶのフライト。早朝出発便というせいもある

だろうが、搭乗率は２割程度と かなり空いて

いる。日本での知名度の低さに加え、台湾では

親会社・ＧＥが２０１４年・２０１５年と

続けて事故を起こしており、イメージが低下

しているのかもしれない。

なおシートには色違いのカバーが掛かっていて

（左写真）、足元が広いピンクのＦａｎｃｙ−Ｖ

（熊大位席）や、前方にあるため乗り降りに便利

な青いＦａｓｔ−Ｖ（熊要近席）の利用には

追加料金が必要となるのだが、そこに座っている

人は ほとんどいない。そもそも今回利用した

Ａ３２１ Ｂ‐２２６０８機はＧＥから借りている

機体。シートピッチも そのままなので、ＬＣＣ

でありながら白いカバーのＦｉｔ−Ｖ（熊

普通席）であっても座席の間隔が それほど狭く

ないのだ。

ほどなく機内安全設備の説明がスタート（右写真）。

客室乗務員たちが時には手を振ったり、時には

ポーズを決めたり…まるで踊るように説明する様は

かなり特徴的。私は中国語が分からないのだが、

他の客がウケてるところを見ると、アナウンスでも

面白い事を言っているのだろう。

そしてＺＶを象徴しているのがイメージキャラクター

であるＶベア。ちょっと くまモン似ではあるが、台湾

固有種のタイワンツキノワグマをモデルにしている

との事。機体の外装は もちろん、搭乗券、内装、

客室乗務員のユニフォームなど 至るところに描か

れていた。

なお機内には黒部立山アルペンルートの観光

ＰＲ広告（左写真）。日本の税関申告書の用紙を

貰う時にはＴＯＴＯウォシュレットの広告付ボール

ペンも一緒に配ってくれた（中央写真）。なかなか

上手いアイデアだと思う。

有料機内食のメニュー「ＶＩＴＡＭＩＮ」を見て

いたら、つい「Ｖベア赤ワイン（右写真・

１１．９％・１８５ｍｌ瓶）」を買ってしまった。

本来１本２２０ＮＴＤなのだが、１本買うと

１本付いてくるとの記載があった上、この

フライトでは全メニュー２０％引きとの事。

産地はアメリカ・ワシントン州、味は ビミョー。

また同様にメニューに載っていた「Ｖベア

どら焼き」や「Ｖベアチーズロールケーキ」

（左写真・各５５ＮＴＤ）を食べようと

思ったが、この便では取り扱っていない

との事だった。残念。

他にもＶベアの ぬいぐるみ と一緒に写真が

撮れるサービスも実施。いろいろ考えてるよな。

まだまだ若い客室乗務員さん達は終始笑顔

でタイヘン好印象。再就職先は決まってるの

かなぁ。

そうして定刻より少し早くＮＧＯ（左写真）に

到着。ココへ来るのは 開港日 以来２度目だ。

台湾からの帰国後、最初に食べるのは味仙

中部国際空港店の台湾ラーメン（￥７５０）

＋手羽先（￥４８０）（右写真）。

“台湾ラーメン” と言いながら味仙発祥の

このラーメン、台湾では“名古屋ラーメン” と

いう名で出している店もあるんだとか。

もう何がなんだか。でも辛ウマ〜！