１２月３１日（水）朝６時、長崎での宿泊先からも近い長崎バスターミナル

ホテルへ。ホテルの すぐ前に長崎新地のバス停があり、ホテルのロビー

が待合所のようになっている。６：１９の始発バスで長崎空港（以下、

ＮＧＳ）へ向かおうと思っていたのだが、ココより前のバス停からの客で

既に満席。６：３９発の長崎県営バス（左写真）に乗り、７：１７には

ＮＧＳ（右写真）に到着した。バスの運賃は ￥８００。

ＮＧＳからは大韓航空系のＬＣＣ・ジンエアー（ＬＪ）を初利用した。

運賃は往復 ￥１４，３６０。ＩＣＮからの到着便が遅れたため、

Ｂ７３７−８００ ＨＬ７５５９機（左写真）は１０：５７に離陸。

搭乗率は８割ほどか？ ＬＣＣながら機内サービスとして

フルーツチップスと水（右写真）が無料で配られた。

免税品の販売（左写真）もあるが、飛行時間が短いせいか他の

ＬＣＣで見られるような売り込みも無く あっさりと終了。なお

この日は天気も良く、機上から雪が残る韓国内陸部（中央写真）

を見る事が出来た。そして２００９年１０月１６日に完成した

という仁川大橋（右写真）を右側に見ながら高度を下げ、１２：１９、

ＩＣＮに着陸した。

入国後は弘大入口にある「チャルススップルキンパッ」 でスップル

（炭火焼肉）キンパッ（４，０００ＫＲＷ）とチーズトッポッキ

（５，０００ＫＲＷ）を “３時のおやつ（？）” （左写真）に…。

大晦日のソウルでは、アチコチにクリスマスツリーが飾られていた。

夕食は鐘閣地下商街にある日式うどん店「笑の家（ソノヤ）」へ。

ホントは年越しそば として ざるそば（４，９００ＫＲＷ）を

食べようと思っていたのだが、メニューを見ていたら つい韓国風の

ピビンモミル（左写真・５，５００ＫＲＷ）にしてしまった。

一応 そばっぽい黒い麺が使われていたが、味はビミョー。

うどん や とんかつ、丼物などを扱う日式（和食ではなく あくまでも

日式）の店なのだが、周りの客を見ていると味噌ラーメンを食べて

いる人が多かった。

鐘閣ではカウントダウンイベントが行われていたため地下も地上も

大混雑（右写真）。身動きも出来ないような状況下で２０１５年を

迎えるのであった。

２０１５年最初の食事は、明洞にある粥店「味加本」へ。

日本人が多い店内で、朝から ちょっとリッチに チャヨンソンイ チョン

ポッチュッ（松茸と あわび の お粥・左写真・１５，０００

ＫＲＷ）を頂く事に。さらに同じく明洞の 「ホボントストゥ」 で 韓国

モーニングの定番とも言える トストゥ（トースト・右写真・

２，５００ＫＲＷ）も堪能。個人的にＢ級グルメのほうが しっくりくるのは

悲しい性である…。

朝食を済ませたら明洞から龍山へ移動。２０１２年２月

２８日から運行している準高速列車「ＩＴＫ-青春」（左写真）に乗車

した。ＩＣカードのＴ- ｍｏｎｅｙは使用出来ず、別途切符

（右写真）を買わなければならない。目的地である加平まで運賃は

６，９００ＫＲＷ、所要時間は５５分だ。

最高時速１８０ｋｍで、２階建て車両も連結。それにしても派手

な車両だなぁ。

加平駅（左写真）からはバス（中央写真）に乗車。運賃はＴ−

ｍｏｎｅｙ利用で１，１００ＫＲＷ（現金の場合 １，２００ＫＲＷ）。

時刻表的には５分ほどで着くはずなのだが道路が渋滞していたため

乗客は皆 途中下車。歩いて目的地の船着場へと向かう。

そして船（右写真）に乗り、渡ったのが…

ダム建設により生まれた人造湖に浮かぶ島・南怡島。

そう、あの大ヒットドラマ 『キョウルヨンガ（冬季恋歌）』 ＝ 邦題『冬の

ソナタ』 のロケ地として有名な場所だ。なぜ今さら “冬ソナ”？ それは

単に今回の訪韓が “冬” だったから。今まで来た事も無かったしね。

ドラマの初回放送から１３年、日本での韓流ブームから１１年が経過

しており 日本人らしき人の姿は見掛けなかったが、前述のとおり 途中

の道路は大渋滞だし、船内も島内も人が多かった。

ココに来ている多くの人は韓国人？それとも中国人？ “冬ソナのシン

ボル” とも言える 雪だるま の形をした菓子が売られているくらいだから

ロケ地巡りを目的に来ている人も多いのかな？ それにしても日差しは

暖かいものの、雪が残る山合いの地は さすがに寒かった。

風光明媚な南怡島を楽しんだ後は、せっかくなので やはり “冬ソナ” の

ロケ地である春川の明洞通り（左写真）へ。その後は すぐ近くにある

タッカルビ通りへ移動し、春川名物・タッカルビを食べる事にした。

ズラッと立ち並ぶ店の中から、入口に値段が明記してあり 多くの人で

賑わっていた「明洞サンコルタッカルビ」へ。タッカルビ１人前（３００ｇ

・１０，０００ＫＲＷ）に トンドン酒（６％・１，０００ｍｌ・５，０００

ＫＲＷ）。甘辛のタッカルビは美味い上、セルフのソフトドリンクは無料

だし、〆めの うどん もサービスしてくれて大満足。もう一つの春川名物

であるマッククス（５，０００ＫＲＷ）までは満腹で手を出せなかった。

食後は歩いて春川駅（左写真）へ。朝は「ＩＴＸ−青春」だったので、

帰りは普通列車（中央写真）に乗ってみた。ソウル市内に戻ったら、

上鳳駅構内にあった「チャーリー・ブラウン カフェ（右写真）」で一服。

帰国時に仁川空港でも見かけたけど、韓国国内に何軒くらいチェーン

展開してるのかな？