３／１５　　成田　ＮＲＴ　　１６：３０　−ＣＩ１０１→　１９：３０　　台北　ＴＰＥ

  　　３／１７　　台北　　　　　　１６：４５　−ＣＩ１０６→　２０：４０　　成田

　　２月１８日（月） 朝１０時から H.I.S. で始まった 「ダイナミック・フリー・セール」。

　　電話照会では既に売り切れていた 目玉商品“１万円航空券” を、オンラインにて

　　ゲット。これで 通算１０回目の訪台だ。なお １万円航空券の条件は、以下のとおり。

　　帰国便は午後発。しかも出発日に ８日（土）・１５日（土）と週末も含まれているところ

　　が スゴい。

　　　　　　　　　　航空会社未定　　出発日　３／６・８・１２・１３・１５・１６

　　　　　　　　　　　　　往路　１４：００〜２０：００発 ・ 復路　１２：４５〜１６：４５発

　　　　　　　　　　　　　　航空券　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￥１０，０００

　　　　　　　　　　　　　現地税　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￥１，０６０

　　　　　　　　　　　　　航空保険料・燃油サーチャージ　　　　￥１５，６００

　　　　　　　　　　　　　国内空港使用料　　　　　　　　　　　　　　￥２，０４０

　　購入後に確定した航空会社は、予想（ＢＲ）に反してＣＩ。フライト・スケジュールも悪く

　　ない。それにしても、燃油サーチャージが高すぎる。H.I.S. のサイトによると、ＣＩの

　　サーチャージは、片道 ￥６，４９０。　ＢＲ だと片道 ￥５，１２０ とのことだった。

　　３月１５日（土）、この日は時間に余裕があったため、京成東成田駅から第２ターミナ
　　ルへアクセスすることにした。東成田駅は、成田開港当初、京成成田空港駅として使
　　われていた場所。電気が消えた 使われていないホームの看板は、まだ「成田空港」
　　のまま（左写真）。通る電車は、１時間に１〜２本。昼間の時間帯に この駅を使う客　
　　は、ほとんどいなかった。駅とターミナルビルの間は、全長５００mの地下道（右写真）
　　で結ばれていた。ひと気の無い地下道は、ちょっとしたミステリースポットのよう。この
　　地下道を抜けると、空港第２ビル駅の改札を抜けたところへ出る。第２ビル駅を下車
　　した客と一緒にパスポートチェックを受け、ターミナルビルへと向かった。

　　飛行機に乗り込む台湾人客を見ていると、任天堂の Wii Fit を持ち帰る人の姿が多
　　く見られた。（左写真の人も、２つ持ち帰り。）去年、台湾を訪ねた時は、まだ Wii 自
　　体も正規販売されておらず、台湾での Wii 熱は最高潮だった。その後、 Wii は発売
　　されたのであろうか？　そして定刻から少し遅れて 搭乗機は離陸。この日は天候も　
　　良く、富士山（右写真）も良く見えた。

　　台湾に着いて真っ先に向かったのは、“台北の渋谷”＝西門町。左写真の街頭ビジョ

　　ンもそうだが、３月２８日から公開される映画『詐欺猟人（クロサギ）』関連のポスター

　　や横断幕が街には目立つ。全家便利商店の各支店には、４月１２・１３日に行なわれ

　　る『安室奈美恵 台北演唱会』のポスター（右写真）。ＣＤショップの店頭にはフツーに

　　日本のアーティストのポスターが掲示されるなど、健在だ。

　　私にとっての台湾の魅力は、なんと言ってもＢ級グルメ。まずは西門町の人気店「阿
　　宗麺線」へ。カツオダシの効いた素麺風の麺で、小碗（左写真）が４０NTD。大碗だと
　　５５NTDだ。この店にはイートイン・スペースが無く、客は皆、店の前で立ち食いしてい
　　る。続いて向かったのは、華西街観光夜市。メインストリートの最北にある店「阿猜　
　　[女麼]」（[ ]部分で漢字１文字・おんなへん に 麼）で、温かい花生湯（右写真・ピーナ
　　ッツを煮込んだスープ）を頼んだ。単品 ４５NTD に、パイ生地のような餅を追加して
　　合計５０NTD。サクサクの餅をスープに浸して食べた。体に優しいスイーツだ。

　　さらに、ＭＲＴ龍山寺站近くのチマキ店「燕仔肉粽」に立ち寄る。店頭に並んだチマキ
　　（左写真）はダミーで、実際には その後ろにあるセイロから、好みのチマキを出して
　　くれる。特製肉粽（３０NTD）は想像通りのチマキだったが、紅豆 [米果] 粽（右写真・
　　[ ]部分で漢字１文字　こめへん に 果・２０NTD）は、チマキと言うより餡が入った餅。

　　ＭＲＴ台北車站で見かけた資生堂エリクシールの看板（左写真）。メンバーは日本と　
　　同じ小泉・瀬戸・吹石トリオ。西門町では、ドラマ「貧窮男子（貧乏男子）」や「１磅的　
　　福音（１ポンドの福音）」の海賊版ＤＶＤ（右写真）が売られていた。日本での最終回　
　　放送日は、「貧乏〜」が３月１１日で、「１ポンド〜」は３月８日。オンエアから わずか
　　数日で店頭に並ぶとは･･･。なおこの店では、「東京鐵塔（東京タワー）」や「浅草ふく
　　るま旅館（浅草ふくまる旅館）」など、幅広いラインナップの海賊版を販売していた。

　　昨年５月の訪台に続き、今回も愛之味社のトマトジュースを買ってみた。今回はペッ
　　トボトル入りの「鮮採蕃茄（ハニートマトドリンク）」（左写真・５８０ｍｌ・ＮＴＤ３５）に挑　
　　戦。甘くてサラッとしたトマトジュースだ。コンビニの他の棚を見ると、相変わらず日本
　　語が多い（右写真）。養楽多（ヤクルト）の「のむヨーグルト（ジョアでは ないのか？）」
　　は まだしも、隣の「植物の優 飲むヨーグルト」には、大きく「濃い」の文字が･･･。

　　再び台湾Ｂ級グルメ。まずは西門町にある１９５０年創立の店「老薫牛肉細粉麺店」
　　で食べた「[口加]哩半筋半肉油豆腐細粉（左写真・[ ]部分で漢字１文字　くちへん に
　　加・ＮＴＤ２１０）」。カレー味スープにトロトロの牛筋・牛肉、揚豆腐、細麺が入ったも　
　　ので、見た目ほど しつこくない。テーブルの上には、九州にあるのと酷似した高菜漬
　　が置かれていた。台湾と九州の地理的近さを感じる。なお この店では、味（紅焼 or
　　[口加]哩 or 清燉）・具材（牛筋 or 牛肉 or 揚豆腐）・ベース（麺 or 細粉 or 湯）の　
　　組み合わせで多種多様なメニューをラインナップ。自助式の小菜（皮蛋豆腐 ＮＴＤ３
　　５、その他 ＮＴＤ３０）も気になった。右写真は、台北站近くの店で食べた臭豆腐（小）
　　ＮＴＤ４０（（大）はＮＴＤ５５）。やっぱり台湾に来たら、コレを食べなくちゃね！

　　台北站近くの店「江阿姨」では、もの凄いボリュームの お好み焼き風「蔬菜大蛋餅」
　　（ＮＴＤ３０）を購入。ココでは まず最初に “銀行にあるような機械” から “番号が書
　　かれたレシート” を取り 順番を待つのだが、客が多い上に、マイペースなオヤジが　
　　１人で焼いているため やたらと時間が掛かる。私の番が回ってきたのは、番号札を
　　取ってから約１時間後。繁華街にある店なので、他の店で買物をしていれば時間は　
　　潰せるのだが、せめてレジ係の奥さん（？）が作るのを手伝えば、もっと早くなるの　
　　に。まぁ 行列が出来るのも、営業戦略の１つ なのかもしれない。

　　ＭＲＴ雙連站近くでは、ごく普通の交差点で打ち上げ花火（左写真）が！そこから少し
　　歩いた寧夏路にある「古早味豆花」では、お目当ての「粉圓豆花（タピオカ豆花）」が
　　売り切れだったので、女性店員が勧めてくれた「芋圓豆花（タロイモ団子の豆花・ホッ
　　ト or アイス から「アイス」を選択）」（右写真・ＮＴＤ３５）に挑戦。モチモチ食感の団子
　　と ツルッとした豆花 のバランスが良い。台湾スイーツは、ホントにヘルシーだ。

　　帰国日の朝は、今回も龍山寺にある大好きな「周記肉粥店」へ。粥（１杯）に紅焼肉　
　　と蘆筍（沙拉）＝アスパラ（マヨネーズ）をトッピングして ＮＴＤ１０５（左写真）。さらに　
　　ＭＲＴ龍山寺站近くの「小南鄭記碗[米果] （[ ]部分で こめへん の漢字１文字）では、
　　台南碗[米果]（右写真・店の説明書きによると、「つぶしたお米と肉のむし物」・ＮＴＤ
　　４０）を頂く。ライスプリンと表現されることも多いが、“米から作った茶碗蒸し”といっ　
　　た感じ。添えられているのは、店員に勧められた「虱目魚[火庚]」（[ ]部分で漢字１　
　　文字　ひへん に 庚・店の説明書きによると、「魚の絞肉スープ　とろみのある一品　
　　酢を少し、美味一番（台湾独特の味）」・ＮＴＤ３５）。ミルクフィッシュのつみれ（？）が
　　入った トロミのあるスープで、あっさり味。テーブルには 大蒜（おろしにんにく）・辣椒
　　（ラー油のような調味料）・烏醋（酢が効いた赤い調味料）・胡椒 が置かれており、　　
　　店の説明どおり烏醋を少し加えると美味い。なお店のメニューは、この２つのみ。

　　恒例・今回の機内食。往路（左写真）では「紅酒燉牛肉（牛肉の赤ワイン煮込み）」を

　　チョイス。（別の選択肢は「中式海鮮檜飯（中華風海鮮どんぶり）」） ビールはサント

　　リー・モルツ（５％・３５０ml缶）、食後には抹茶アイスが配られた。

　　復路（右写真）は１月４日と全く同じ選択肢だったので、今回はリングイネを選ぶ。

　　味は予想通り（？）ビミョー。ちなみのビールはアサヒ・スーパードライ（５％・３５０ml

　　缶）。往路と違い、復路の機体にはパーソナルテレビが装備されていなかった。