２００３年２月下旬、どうやら３月に入ったら海外へ行く時間を作ることができることが
判った。「果たして今回は何処へ行こうか？」と考えた時に、以前から気になっていた中
東の「ドバイ」の名が浮かんだ。

　皆さんは「中東」と聞いて、どういうイメージを抱きますか？石油？それとも砂漠？

　実際私の持つイメージは、まさに石油と砂漠であった。ところがある日、「Ｕ.Ａ.Ｅ.のドバ
イは、ヨーロッパから比較的近いリゾートとして有名なのだ。」ということを聞いた。寒い
のが嫌いで冬になると暖かい国へ避寒することの多い私としては、それ以来ドバイの名
前が頭の片隅に残っていたのだ。

　果たしてドバイ行きの航空券は、「いくらくらいするのか」と調べてゆくと、いろんなこと
が判ってきた。�@従来日本からアラブ諸国への直行便は無かったが、昨年１０月よりＵ.
Ａ.Ｅ.のエミレーツ航空（EK)が関空-ドバイ間に就航したこと。�AそのEKは「サービスの良
さで世界的に有名なエアラインらしい。」ということ。（また、EKは私がメインで貯めている
デルタ航空スカイマイルの提携エアラインでもある。）�BさらにEKの格安航空券の大半
が、「３月末までなら関空発着と同料金で、羽田-関空間のフライト（ＪＡＬとのコードシェア
便に限る。どうやら就航記念らしい。）も利用できる。」ということ。などなど・・・　　

　ってな訳で、ガイドブック「地球の歩き方」を購入。掲載地域は「ドバイとアラビア半島の
国々」・・・。これを読むにつれ、この「アラビア半島の国々」も非常に魅力的で、結局１１
日間という短期間で、サウジアラビアを除くアラビア半島の６カ国を周遊することになった
のである。