２４時間以上かけて、やっとたどりついたキューバはホントに遠かった。しかも２０〜３０
人しか乗っていないカンクン-ハバナ間フライトの８割はなぜか日本人。何かのスポーツ
選手団が乗っていたからなんだけど、その１便前に乗ったロス-カンクン便にほとんど日
本人が居なかっただけに何か変な感じだ。

　やたらと時間のかかるイミグレーションを抜け、たどりついたキューバはさすが音楽の
国で、最初の夜に入ったレストランに始まり、ほとんどの店で音楽があふれてる。しかも
そのほとんどが生演奏。ヘミングウェイ気取りで葉巻をふかせ、モヒートをやりながら聞く
ラテンの調べは明るいんだけど、どこか物悲しい雰囲気だ。また、世界的に有名な「クラ
ブ・トロピカーナ」のショーはとてもゴージャス。通路際の席で見ていたこともあって、ダン
サーと一緒にサンバを踊ることもできた。ラッキー！深夜までジャズの生演奏をやってい
た「JAZZ CLUB」も最高。音楽三昧だ。

　今回レンタカーを一日借りたのだが、市内で地図を売っている場所を見つけられず、
勘を頼りにハバナ-バラデロ間を往復することに・・・。なんとか帰ってこれたものの、何
度も迷子になるは、ハイウェイではスピード違反で捕まるは（途中、橋の部分だけ制限速
度が低くなっており、そこにチャッカリおまわりさんが張っているのだ！）と大変だった。
バラデロの街ではどこのホテルも満室で、結局ハバナへ日帰り。大型ホテルの建設ラッ
シュであり、数年後には、さらなるリゾート化が進んでいることであろう。

　ハバナで利用した３ヶ所のホテルの中で、秀逸は最初の晩のホテル・バレンシア。旧市
街にマッチした外観。室内は天井が高く、重厚な造り。エアコンは無くてもファンで充分。
（最終夜のナシオナル・デ・クーバもよいのだが、高級ホテルだし、良くて当然。）

　ハバナの街は常に風が吹いており案外涼しく、さらにリゾート地・バラデロでは雨男の
本領発揮と、いまいち夏気分が盛り上がらなかったけれど、その分カンクンに移ってから
リゾート気分を満喫。豆々しいキューバ料理に比べ、テクスメクス料理は美味いし、街は
大都会だし。

　曜日の関係でライトアップショーは見れなかったけれど、この旅で訪れたチチェン・イツ
ァー遺跡の数学的緻密さに感動し、翌年のマヤ遺跡巡りに繋がっていくのであった。

１７日（土） 　１０：５０　出発　車で成田へ　　　レストパーキングSCRAP　３，０６６円

　　　　　　　　１４：５５　成田　NRT　− ＫＥ００１ −　７：３０　ロス　ＬＡＸ

　　　　　　　　１１：１５(定刻は 10:35)　ＬＡＸ　− MX９４７ −　１６：５５　カンクン　CUN

　　　　　　　　２０：１０　カンクン　− MX７５４０ −　２２：１０　ハバナ　HAV

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　送迎車にて、ホテル・バレンシアへ

１８日（日）　朝　旧市外　散策　〜 　夕方　レンタカー調達　〜　夜　クラブ・トロピカーナ

１９日（月）　バラデロ　へ　〜　 深夜　JAZZ CLUB

２０日（火）　ナシオナル・デ・クーバ　チェックイン　　　 午後　プールでゆっくり

２１日（水）　早朝　タクシーで空港へ　７：００　ハバナ − MX７９０１ − ７：００　カンクン

　　　　ホテルに荷物を預け、チチェン・イツァーのツアー予約後、イスラ・ムーへラス島へ

  　　　　〜　シェラトン・カンクン・リゾート　チェックイン　〜　夜　ショッピングモールへ

２２日（木）　チチェン・イツァー・ツアー　　夜　ショッピングモールへ

２３日（金）　 ビーチ　＆　プール　〜　１６：００　空港へ

　　　　　　　 １８：０５　カンクン　− MX９４６ −　ＬＡＸ　２１：２０

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒルトン・ロサンゼルス・エアポート 泊

２４日（土）　 １０：００　ＬＡＸ　−　KE００２　-

２５日（日）　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　- １４：４０　成田